モルタルの配合技術に優れた二瀬窯業が問題解決します。

二瀬窯業株式会社

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二瀬窯業の技術力

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スピード感を大事にしています

営業部門がお客様のニーズを的確に汲み取り、適切な情報を技術部門に伝えたら、いよいよと製品開発は始まります。
お客様のほしいと思う製品を開発する為に、これまでの基礎研究や開発実績などを積み重ねてきた技術の蓄積や、原料メーカーとのつながり、信頼できるテスターとのネットワークなどを駆使して製品開発をすすめます。

この時、私たちが大事にしているものが、スピード感です。

『開発期間を出来るだけ短縮したい』、『お客様への提供スピードを速めたい』という気持ちは常に持っていますが、難しい開発になると開発に半年以上掛かることも多く、製品の妥当性や品質を担保するための試験期間など、要求性能を全て満たして製品化する為の期間がどうしても必要ですので、そう思い通りにはなりません。

私たちが考えるスピード感とは、お客様と一緒になって常に考える姿勢です。

具体的には、頂いた課題には最速で回答し、定期的な進捗の報告を怠らないことお客様と現状の問題点を共有し、問題解決の為に相互に助け合うこと開発担当者だけが開発に従事せず、必要ならば必要な技術力を適宜投入すること。

常にお客様に製品が出来上がるワクワク感を共有してもらう事を大事にしています。
ここでは、当社が持っているたくさんの技術力の引き出しの中から、いくつかご紹介させて頂きたいと思います。

流動性

流動性

無収縮モルタルやセルフレベリングモルタルなど、粘度の低い(サラサラな)モルタルを流し込む事で施工するものがあります。
複雑な形状や、狭小部位など、人間の手で作業を行えない場所への施工や、一度に何十センチも打設する際、機械基礎など高品位なレベル性能が求められる場合にそれらのモルタルは使用されます。


技術的なポイント

抗ブリージング性能
流動性を向上させる為、単純に水分を増やして流れやすくしようとしても、重いもの(骨材)は流れずに沈降してしまい、水分だけが浮き出てくる(分離してしまう)現象が生じます。
ブリージングが発生すると、脆弱部分が発生したり、必要な強度が発現しなかったりしますので、いかに流れやすく、しかも材料が分離しないように、配合や混和剤を工夫する必要があります。

傾斜(勾配)がつけられる材料
「SLモルタル溝用」は、セルフレベリング技術を応用してベランダの溝に水勾配をつける材料として開発しました 遠くに流れていく毎に薄くなるように配合しています。

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速硬化性

速硬化性

通常は硬化まで8時間~24時間程度掛かるモルタルですが、1分や30分、120分で硬化するような材料を必要とする施工があります。
機械が休止している間の補修、営業している店舗の改修、水漏れなど緊急補修が必要な場合などにそれらは使用されます。

技術的なポイント

作業性の確保
硬化が速い材料であっても、作業する時間まで短縮することはなかなか難しく、施工・工程の工夫だけでは、練っている側から練り樽の中で固まったりしても困ります。
そういう場合は、混練して使用する間は、通常のモルタルと大差なく作業でき、硬化がはじまると一気に硬化するような配合を検討します。
また、施工時の気温や湿度などの環境によっても硬化時間は左右されますので、その場合は促進剤や遅延剤などを利用して施工可能時間を調整します。

強度発現と熱の制御
セメントの水和反応は、熱を発します。 しかし高熱になると、モルタルの性能に重大な悪い影響を及ぼしますそれは強度を必要とする材料ほど顕著ですので、たとえば1時間で 200Nもの強度を発現する材料がありますが、それは即ち熱との戦いでもあります。
配合によって工夫することはもちろん、材料や混練水を冷やしたり、混練方法を検討することによって、設計された硬化時間で想定される強度を発現させるノウハウがあります。

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